上町日和
ようこそ、坂の上の街へ。
ゆっくり歩く。
深呼吸する。
上町時間。
朝焼けの上町商店街
横須賀中央駅から平坂をのぼると、
そこは懐かしい風が吹く場所でした。
看板建築の歴史と新しさがあふれる街並み
上町(うわまち)商店街は、
古い建物を大切に使い続ける街です。
見上げれば、レトロな銅板貼りの「看板建築」。
そして、古着屋、インテリア、ギャラリーなどの新しい風
派手な観光地ではないけれど、
「ただいま」と言いたくなるような
そんな温かさと新鮮さが、ここにはあります。
街並み
かつてのアーケードがあった頃の懐かしい風景と、
空が広くなり、看板建築が美しく映える現在の街並み。
新旧の時間を、ここで行き来してみませんか。
今の街の様子
2010年の街の様子
※画面を動かして散策できます。
上町通信
ヨコスカ上町商店街文化芸術交流2026開催のお知らせ
いつもの上町商店街が、美術館や教室に変わる1ヶ月。アートと体験でつながる、上町の新しい冬が始まります。
ホームページ開設のお知らせ
上町商店街の公式ウェブサイトがオープンしました。商店街の日常やイベント情報などをここから発信していきます。
上町商店街ガイド
坂の上のノスタルジー。
横須賀・上町商店街へようこそ
神奈川県横須賀市。賑やかな京急「横須賀中央駅」から、「平坂(ひらさか)」という坂道をゆっくりと登っていくと、そこには昭和の面影を残す懐かしい景色が広がっています。
それが「上町(うわまち)商店街」です。
1 どんなところ?
上町エリアは、ひとつだけの通りではありません。「上町銀座」や「中里通り」など、いくつもの商店街が兄弟のように連なって、ひとつの温かい町を作っています。
駅前(下町)を見下ろす高台にあるこの場所は、海からの風が通り抜ける気持ちの良い場所。
かつてアーケードがあった通りは、いま屋根が取り払われ、青空の下で歴史ある建物たちがその美しい姿を現しています。
2 町のシンボル「看板建築」を見上げて
この町を歩くとき、ぜひ少し上を見上げてみてください。
そこには「看板建築」と呼ばれる、ユニークで素敵な建物がたくさん並んでいます。
看板建築って?
昔(関東大震災のあと)、建物を燃えにくく、そして美しく見せるために流行したスタイルです。建物の正面を平らにして、まるで一枚の看板のように銅板やタイルで飾り付けたものです。
長い年月を経て、銅板はきれいな緑色(緑青)に変化しました。
この深い色合いと重厚な雰囲気は、今の新しい建物には出せない、上町だけの宝物です。「みどり屋」さんをはじめ、大切に守られてきた建物たちが、今も現役でお店を構えています。
3 「陸軍の上町、海軍の下町」の記憶
軍港の街・横須賀には、かつてこんな言葉がありました。
「陸軍の上町、海軍の下町」。
この場所は、明治のころから自然とお店が集まってできた町です。
昔は、海軍の士官さんやそのご家族が多く住むお屋敷街でもありました。目の肥えたお客様を相手にしてきたからこそ、上町には「本当にいいもの」を扱うお店が多いと言われています。
4 新しい風が吹く、これからの上町
歴史を大切にしながら、上町はいま、新しく生まれ変わろうとしています。
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新しい賑わい 病院の跡地などを活用して、ランタンを灯す夜市が開かれたり、町全体を「博物館」に見立てて散策したり。ワクワクするようなイベントが増えています。
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アートと音楽 秋には「うわまつり」が開催され、音楽やアート、おいしいグルメで町がいっぱいになります。
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受け継がれる場所 レトロな建物をリノベーションして、若い人たちがカフェや古本屋さん、ギャラリーを始めています。懐かしさと新しさが混ざり合う、心地よい空気が流れています。
さいごに
上町商店街は、ただ「古い」だけの商店街ではありません。
戦前・戦後の横須賀の記憶をそのまま残した、「歩いて楽しめる建築ミュージアム」です。
駅前の喧騒を離れて、ゆっくりと建物を眺めたり、店主さんとおしゃべりをしたり。
そんな「上町時間」を過ごしに、ぜひ坂道を登ってきてください。